私の介護うつの元凶,,,母の骨折・脱臼ですが,左肘は亜脱臼の状態で,これ以上元に戻ることはないそうです.具体的な障害として,肘の曲げ伸ばしが不完全,特に伸ばすことが十分に出来ないので,常に肘が数十度曲がっている状態です...でも,週に3〜4回のリハビリに通い,母はとても頑張っています.また2週間に1度,糖尿病を診てくれている病院に通いながら,インスリン注射でなく,飲み薬での治療でなんとか糖尿病の進行を抑えることができると診断されました.私の作る,糖尿病食も文句を言わず「おいしい」と言って食べてくれ,むしろ毎日「ありがとう」を母は言ってくれます.
(ただ,心の病の調子が悪い時は,妄想などの症状が酷くなって,それが原因で私のうつ病がぶり返す事も,度々ありました.母の精神科の主治医曰く,妄想が出るということは『本人にとって何か不満がある』ということだと教わりました.私が家計管理するようになってから出費を抑えていますから,以前のように買い物や贈り物などができないので,金銭的な鬱憤晴らしが出来ないのが原因と考えています.)・・・
何よりも,朝早く目の覚める父が,母の朝食を担当してくれるのが助かっています.私は買い物(家計)管理と昼食・夕食をつくる事がメインとなっています.また母もふらつかずに歩けるようになったので,洗濯物をたたんだり簡単な掃除など,手のリハビリもかねて手伝ってくれています.順調に家庭内が回ってきた矢先の出来事でした.
先月,私の血液検査で,甲状腺機能の結果が芳しくなかったのです.
原因は,先天的なものも考えられますし,まずは抗うつ薬のトレドミンの作用を増強するために使っていたリーマスの副作用が考えられました.
<血液検査の結果>
THS : 7.7 (基準0.38〜3.64)基準オーバー
F-T3: 2.6 (基準2.2〜4.1) 基準内
F-T4: 0.9 (基準0.95〜1.74)基準未満
これは甲状腺(やる気につながるホルモンを分泌)機能検査の指標です.T3,T4が甲状腺ホルモンです.Fがつくと,活動中のホルモン濃度になります.ホルモン原料はヨード(ヨウ素)です.甲状腺を工場にたとえると,原料のヨードを使って甲状腺ホルモンを製品としてからだ中に送り出します.また脳下垂体から甲状腺ホルモンの製造を調整する,TSHというホルモンが産生され生産を調節しています.
製造を調整するホルモンのTSHですが,T3,T4が多くなるとTSHの量は減り,生産工場の甲状腺に対して生産を減らすよう働きかけます. またT3,T4の量が少なくなるとTSHの量が多くなって生産量を増やすように働きかけます.
ホルモンが多い場合 ・・・甲状腺ホルモンが多すぎると,体重の減少,手の震え,頻脈となり動機を感じることや,発汗を覚え精神的にイライラを感じられる方が多いようです.
ホルモンが足りない場合・・・甲状腺ホルモンが少なくなると,むくみによる体重の増加,徐脈,集中力がなくなりやる気の低下,寒がりになる...甲状腺機能低下障害による,うつ症状もごく稀にあります.
私の検査結果は,若干の増減ですが,甲状腺ホルモンT4が少なく,TSHが工場を稼働するよう命令している状態なんです...とりあえず,このままリーマスを使い続けるわけにはいきませんので,リーマスは完全カットしました.一般に薬には依存性・離脱作用が若干あるものですが,リーマスは炭酸リチウムイオンとして体内で働くため,大きな依存性はないそうです(ミネラルウォーターのメチャクチャ濃いものを飲んでいるイメージですかね).
しばらくはリーマスの影響が残っていましたが,徐々に意欲を支えてくれる作用が体内から消えてきたのか,炊事をする気になれず,メインブログの更新すらやる気が出なくなってしまいました...
色々なことへのやる気がなくなり,また寝たきりの状態にも陥りました.こういったやる気・向上心の低下もうつ再燃状態と考えられます.また,たまたま庭師の方が家に来た日,その日も私は自室に閉じこもっていたのですが,父と庭師の方が私のこと・・・大学院まで出ていい年の娘がいる・・・といった主旨の話していました.余所の人に自分のことを話題にされたことだけで,私は酷い落ち込み,どん底の鬱に落ち込みました...この頃から,今のトレドミンだけの処方では,私のうつ病治療には不十分なんだと思い始めました.
<治療費と薬代 14日分(1割負担)>
治療費 500円 / 薬代 610円
・トレドミン25mg 4錠/日 ・ハルシオン0.25mg 1錠/日 ・メイラックス1mg 1錠/日
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