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現代の日本人の10人,あるいは5人に1人が睡眠障害(不眠症)があるといわれています.きちんと睡眠を取れないままでいると,本人も気づかないうちに,体調や精神状態に様々な影響を与えます.眠れないと一口に言っても,症状は色々です.どんなふうに眠れないのか,いくつかのパターンがあります.
<中途覚醒・熟眠障害の症状>
夜中に何度も目が覚めて,トイレに行くことが増える.また寝なおしても,熟睡感がない.昼間,会社や家庭で眠くなることがある.寝つきが悪いため,寝酒を飲むようになった...
この場合,夜中に目が覚める状態,眠りが浅くても熟睡感がない状態です.またアルコールは寝つきを良くしますが,利尿作用もあって眠りの後半の質を悪くしてしまいます.あまりお酒に頼る生活になると,酒量が増えるので止めた方がいいそうです.
<早朝覚醒の症状>
朝早くにパッチリ目が覚めて,そのあと眠れなくなる.いつもの起床時間まで,布団の中で過ごすことが多い.日中は,だるさや疲れが残っている感じ...
年をとるにつれ,睡眠パターンが変化するため,高齢者に多くみられます.睡眠不足で疲労がたまる事もあります.無理に眠ろうとせず,思い切って起きてしまうほうが,次の日ぐっすり眠れるようになることもあります.
<入眠障害の症状>
夜遅くまで仕事をしている人など,とにかく寝つきが悪い人が増えています.寝ようと努力しても,大体毎日1〜2時間しか眠れないこともあります.寝起きが悪く,朝のイライラが1日中続く事もあります.
日常的に就寝後1時間以上眠れずに苦痛という人は,入眠障害といっていいようです.ストレスの多い人,神経質な人に多く見られます.普段から,自分なりの方法でリラックスを心がけてください.リラックスとリラクゼーションのための生活雑貨
◇睡眠障害の対応と治療ガイド◇
◆睡眠時間は人それぞれです.日中の眠気で困らなければ問題ありません.
◆刺激物を避け,寝る前には自分なりのリラックス法を取り入れましょう.
◆眠たくなってから床に就く.就寝時間にこだわり過ぎない.
◆同じ時刻に,毎日起床する習慣をつける.
◆光は睡眠リズムを整えてくれます.朝の日光を浴びると良いようです.
◆規則正しい3度の食事.規則的な運動習慣を取り入れましょう.
◆昼寝をするなら,15時前の20分〜30分ならOK.
◆眠りが浅い時は,むしろ積極的に遅寝・早起きしてみる.
◆睡眠中の激しいイビキ・呼吸停止や足のぴくつき・むずむず感があったらお医者さんに相談.
◆十分眠っても日中の眠気が強いときは,専門医に相談してみましょう.
◆睡眠薬代わりの寝酒は不眠の原因になります.
◆睡眠薬は医師の指示を守って使用しましょう.
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 不眠症と睡眠薬 患者さんの疑問に答えるQ&A
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睡眠医療のエキスパートが簡潔明瞭に解説した, 不眠・睡眠薬のハンドブック.
基礎知識としての睡眠の重要性や,不眠症と関連する疾患の病態と治療について,また睡眠薬の種類,作用特性,使い方などについて詳細に解説されています.患者さんからの質問についてQ&Aの形でまとめられています.
■総論
I.睡眠の重要性と基礎知識
II.不眠症と主な睡眠関連疾患の病態と診療
III.睡眠薬の臨床薬理
■睡眠薬Q&A
《一口コラム》
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